エレコム WRC-1900GST (2017) と IODATA WN-AX2033GR2/E (2018) を比較するとどっちが優れているか。よく見られる特徴別に徹底解説

作成日時: 2019-12-07 21:02:24、更新日時: 2021-10-24 22:23:45

エレコム WRC-1900GST (2017)IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
エレコム WRC-1900GST (2017)IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)

「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比べたらどちらの無線LANルーターが良いのでしょうか? 重要な特徴別に幅広いポイントからまとめてみました。どっちの無線LANルーターを選ぶか検討している人、今すぐチェックしましょう!

エレコム WRC-1900GST (2017)IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
エレコム WRC-1900GST (2017)IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
総合評価:
本体サイズrating-image2.7
横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mm
rating-image1
横:186mm、縦:180mm、厚さ:120mm
本体重量rating-image2.1
370g
rating-image1.9
410g
5GHz帯におけるデータ転送速度rating-image3.3
1300Mbps
rating-image4.0
1733Mbps
2.4GHz帯におけるデータ転送速度rating-image3.5
600Mbps
rating-image1
300Mbps
搭載アンテナ数rating-image2.5
3
rating-image1
2
接続可能な端末の数rating-image2.9
18
rating-image2.7
16
有線LANのポート数rating-image3.4
4
rating-image3.4
4
icn
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018) と比較して エレコム WRC-1900GST (2017) を選ぶメリット
転送速度(2.4GHz)
70.9点(600Mbps) vs 17.4点(300Mbps)
ストリーム数
50点(3) vs 10点(2)
4K通信
ホームネットワークセキュリティ機能
icn
エレコム WRC-1900GST (2017) と比較して IODATA WN-AX2033GR2/E (2018) を選ぶメリット
転送速度(5GHz)
66.3点(1300Mbps) vs 80.5点(1733Mbps)
設定引越し機能
IPv6対応
VPNサーバー機能

「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を徹底比較する

無線通信機能について「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比較

ビームフォーミング対応について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」もビームフォーミングに対応している無線LANルーターです。そのため特定の通信機器に向けて電波を飛ばすことができる点で優れています。どちらも障害物の裏に回っても電波が途切れにくくなるため、スマートフォンを持ったまま部屋を移動するようなときに使用するのにおすすめです。

MU-MIMO対応について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」もマルチユーザーMIMOを搭載しているため複数台繋いで同時にネット接続するとき速度が低下しにくい無線LANルーターです。そのためMIMOをさらに進化させ「ビームフォーミング」技術と組み合わせることで、対応端末を自動で検出し集中的に電波を送信できる点で使い勝手が良いです。どちらも端末ごとに異なる電波を送信することで速度低下を防いでいるので、複数の端末を同時に活用したいときに使用するのに向いています。

中継機能について

「エレコム WRC-1900GST (2017)」も「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も中継機として使える無線LANルーターです。そのため親機から出ている電波を中継して、電波の利用範囲を広げることができる点で優れています。どちらも有線ネットワーク機器を無線化したいときや、無線接続を安定させたい場所などに使用するのに適しています。

ゲストポート機能について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」も来訪者のWi-Fi通信など一時的にインターネット接続だけを許可するゲストポート機能を使える無線LANルーターです。そのため来訪者の端末を介してマルウェアなどの脅威がホームネットワークに入り込むことも防ぐことができる点で優れています。どちらもホームネットワークにつながる機器にアクセスされたくないようなときに使用するのに向いています。

設定支援機能について「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比較

WPS対応について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」もボタン一つで無線LANを自動設定できる「WPS」に対応している無線LANルーターです。

ルーター機能について「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比較

VPNパススルー機能について

「エレコム WRC-1900GST (2017)」も「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」もVPNパススルー機能を搭載している無線LANルーターです。そのためルータがVPNパケットをそのまま通過させることができる点で優れています。どちらもすでにVPNを構築した環境下で使用するのにオススメです。

有線通信について「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比較

1Gbps(有線)対応について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」も1Gbpsの有線通信に対応している無線LANルーターです。

10Gbps(有線)対応について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」も10Gbpsの有線通信に対応している無線LANルーターです。

有線LANのポート数について

有線LANのポート数を「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」と「エレコム WRC-1900GST (2017)」で比較すると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は4であるのに対して「エレコム WRC-1900GST (2017)」は4です。「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」もハブ数についての違いはほぼゼロです。有線LANのポート数の多さランキングで比べると全1338製品中「エレコム WRC-1900GST (2017)」は492位であるのに対し「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は903位で、無線LANルーターの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

他の視点を見て比べる方がよさそうです。

有線LANのポート数評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
467/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
467/100

無線通信性能について「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比較

5GHz帯対応について

「エレコム WRC-1900GST (2017)」も「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も5GHz帯が使える無線LANルーターです。そのためほぼWi-Fi専用の電波のため、身の回りの様々な電化製品が出す電波と干渉しにくく、通信が途切れることが少ない点で秀でています。どちらも電子レンジなどの家電を使いつつ、動画の視聴やアプリなどをダウンロードしたいときに使用するのにオススメです。

5GHz帯におけるデータ転送速度について

5GHz帯におけるデータ転送速度を比較すると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は1733Mbpsであるのに対して「エレコム WRC-1900GST (2017)」は1300Mbpsです。433Mbpsの違いがあります。「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」の転送速度は「エレコム WRC-1900GST (2017)」と比較してやや速いです。5GHz帯におけるデータ転送速度の速さランキングで見てみると705製品中「エレコム WRC-1900GST (2017)」は369位で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は343位です。ほとんど差は無いと言えます。

実際に利用することを考えると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」と「エレコム WRC-1900GST (2017)」には体感的にどちらかといえば大きい差があります。「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は「エレコム WRC-1900GST (2017)」よりいいです。しかし決定的に優れているとまでは言えないでしょう。

5GHz帯におけるデータ転送速度評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
1300Mbps66/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
1733Mbps80/100

2.4GHz帯におけるデータ転送速度について

2.4GHz帯におけるデータ転送速度を比べると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は300Mbpsで「エレコム WRC-1900GST (2017)」は600Mbpsです。300Mbpsもの差があります。「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」より「エレコム WRC-1900GST (2017)」の方がかなり速度が速いです。2.4GHz帯におけるデータ転送速度の速さランキングで比べると全867製品中「エレコム WRC-1900GST (2017)」は184位であるのに対し「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は727位で、無線LANルーターの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

実際に利用する上では「エレコム WRC-1900GST (2017)」の方が「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」よりもかなり優れています。「エレコム WRC-1900GST (2017)」に決めるための主な決め手の一つとなります。

2.4GHz帯におけるデータ転送速度評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
600Mbps70/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
300Mbps17/100

搭載アンテナ数について

搭載されているアンテナの数を比べると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は2であり「エレコム WRC-1900GST (2017)」は3です。1の違いがあります。「エレコム WRC-1900GST (2017)」は「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」よりアンテナの数がかなり多いです。ストリーム数ランキングで比べると586製品の中で「エレコム WRC-1900GST (2017)」は425位で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は561位なので無線LANルーターの中では差はかなり大きいと言えます。

「エレコム WRC-1900GST (2017)」は電波が安定しより理論値に近い通信速度を実現でき、また電波の届かない死角を減らすことができる点で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」よりも秀でているでしょう。「エレコム WRC-1900GST (2017)」は複数の端末を同時接続する場合や、部屋数の多い家で使用するのにとてもオススメです。実際に使う場面において「エレコム WRC-1900GST (2017)」は「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」と比較してかなり秀でていると言えます。「エレコム WRC-1900GST (2017)」に決めるための一つの主な理由になると思います。

搭載アンテナ数評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
350/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
210/100

接続可能な端末の数について

接続可能な端末の数について比較すると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は16であり「エレコム WRC-1900GST (2017)」は18です。「エレコム WRC-1900GST (2017)」の方が「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」よりもわずかに接続可能端末数が多いです。接続可能端末数の多さランキングで見てみると494製品中「エレコム WRC-1900GST (2017)」は311位で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は345位です。ほとんど差は無いと言えます。

「エレコム WRC-1900GST (2017)」は複数の端末を同時にWifi接続できる点で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」よりもどちらかといえば良いです。Wifi対応端末やIoT家電を多く持っている人が使用する場合でも感覚的にわかるほどの差はほとんど無いと思います。数値としては「エレコム WRC-1900GST (2017)」の方が「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」より多いですが、気にするほどの差はほとんど無いでしょう。

接続可能な端末の数評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
1857/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
1654/100

WPA2対応について

「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」も「エレコム WRC-1900GST (2017)」もセキュリティ規格「WPA2」に対応している無線LANルーターです。そのため通信の傍受や不正アクセスを避けるために、通信を暗号化できる点で優れています。どちらも無線LAN経由で会社のサーバーにアクセスしたいようなときに使用するのに向いています。

基本情報について「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」を比較

本体サイズについて

サイズを比較すると「エレコム WRC-1900GST (2017)」は横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mmであるのに対して「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は横:186mm、縦:180mm、厚さ:120mmです。「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」と比較して「エレコム WRC-1900GST (2017)」はかなりサイズが小さいです。サイズの小ささランキングで比べると全1347製品中「エレコム WRC-1900GST (2017)」は626位であるのに対し「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は1297位で、無線LANルーターの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

置き場所を選ばない点で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」より「エレコム WRC-1900GST (2017)」の方が秀でていると言えます。配線周りをスッキリさせたり、一人暮らし用のアパートなど狭い部屋で使用するのに「エレコム WRC-1900GST (2017)」はかなり適しています。実際の利用を考えると「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」と比べて「エレコム WRC-1900GST (2017)」は非常に秀でているでしょう。「エレコム WRC-1900GST (2017)」に決めるための一つの主な理由になるでしょう。

本体サイズ評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mm54/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
横:186mm、縦:180mm、厚さ:120mm6/100

本体重量について

重さについて比較すると「エレコム WRC-1900GST (2017)」は370gであり「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は410gです。「エレコム WRC-1900GST (2017)」も「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」もほぼ同じくらいの重さです。軽さランキングで見てみると1301製品中「エレコム WRC-1900GST (2017)」は744位で「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」は872位です。ほとんど差は無いと言えます。

他の視点で比べた方がよさそうです。

本体重量評価
エレコム WRC-1900GST (2017)
370g41/100
IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
410g38/100

「エレコム WRC-1900GST (2017)」と「IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)」の違いを表で比較する

エレコム WRC-1900GST (2017)IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
エレコム WRC-1900GST (2017)IODATA WN-AX2033GR2/E (2018)
基本情報
本体サイズ横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mm横:186mm、縦:180mm、厚さ:120mm
本体重量370g410g
設定支援機能
WPS対応
設定引越し機能 -
無線通信性能
無線LAN規格a/b/g/n/aca/b/g/n/ac
5GHz帯対応
5GHz帯におけるデータ転送速度1300Mbps1733Mbps
2.4GHz帯におけるデータ転送速度600Mbps300Mbps
搭載アンテナ数32
接続可能な端末の数1816
セキュリティ規格WPA/WPA2/WEPWPA/WPA2/WEP
WPA2対応
無線通信機能
ビームフォーミング対応
MU-MIMO対応
MIMO対応 -
中継機能
ゲストポート機能
有線通信
有線通信規格10Mbps/100Mbps/1Gbps10Mbps/100Mbps/1Gbps
1Gbps(有線)対応
10Gbps(有線)対応
有線LANのポート数44
ルーター機能
IPv6対応 -
VPNサーバー機能 -
VPNパススルー機能
4K通信 -
ホームネットワークセキュリティ機能 -

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