IODATA WN-DX1167R (2018) と IODATA WN-DX1167GR (2020) の違いを比較。選ぶならどちらにした方がいいのかについて徹底評価します

作成日時: 2020-01-30 21:02:30、更新日時: 2021-10-24 21:56:41

IODATA WN-DX1167GR (2020)IODATA WN-DX1167R (2018)
IODATA WN-DX1167GR (2020)IODATA WN-DX1167R (2018)

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」の違いや差を評価・解説。どちらの無線LANルーターが良いかについても詳細比較してみました。どっちを選んだらいいか検討している人必見です。

IODATA WN-DX1167GR (2020)IODATA WN-DX1167R (2018)
IODATA WN-DX1167GR (2020)IODATA WN-DX1167R (2018)
総合評価:
本体サイズrating-image1.3
横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mm
rating-image1.3
横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mm
本体重量rating-image2.7
260g
rating-image2.8
250g
5GHz帯におけるデータ転送速度rating-image2.3
867Mbps
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867Mbps
2.4GHz帯におけるデータ転送速度rating-image1
300Mbps
rating-image1
300Mbps
搭載アンテナ数rating-image1
2
rating-image5.0
11
電波接続範囲rating-image3.4
rating-image3.4
接続可能な端末の数rating-image2.7
16
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16
有線LANのポート数rating-image3.4
4
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4

IODATA WN-DX1167GR (2020)は、260gという軽量な本体を持ち、WPS対応もされています。無線LAN規格には、a/b/g/n/acが使われており、5GHz帯にも対応しています。さらに867Mbpsという高速なデータ転送速度が5GHz帯では、300Mbpsが2.4GHz帯でできます。セキュリティ規格には、WPA/WPA2/WEPが使用され、WPA2対応もあります。メッシュWi-Fi対応、ビームフォーミング対応、MU-MIMO対応、中継機能、バンドステアリング機能、ゲストポート機能、有線通信規格である10Mbps/100Mbps/1Gbpsが使われ、さらに1Gbps(有線)対応や10Gbps(有線)対応もされています。IPv6対応やVPNパススルー機能もあります。

IODATA WN-DX1167R (2018)では、250gという軽量な本体を持ち、WPS対応もされています。設定引越し機能もあるため、手間のかかる設定も簡単に移行できます。無線LAN規格には、a/b/g/n/acが使用され、5GHz帯にも対応しています。高速なデータ転送速度については、先ほどと同様に867Mbpsという数値が出ます。セキュリティ規格には、WPA/WPA2/WEPが使用され、WPA2対応もされています。ビームフォーミング対応、MU-MIMO対応、中継機能、ゲストポート機能、有線通信規格である10Mbps/100Mbpsが使われ、IPv6対応やVPNパススルー機能もあります。

両製品ともに、WPS対応や無線LAN規格、セキュリティ規格、ビームフォーミング対応、MU-MIMO対応、中継機能、ゲストポート機能、IPv6対応、VPNパススルー機能などの特徴が共通しています。また、IODATA WN-DX1167GR (2020)にはメッシュWi-Fi対応、バンドステアリング機能、1Gbpsや10Gbps(有線)対応といった機能が備わっていることが特徴です。一方、IODATA WN-DX1167R (2018)では設定引越し機能があり、10Gbps(有線)対応がなく、有線通信規格も1Gbpsまでとなっています。

総合的に見ると、どちらの製品も高速なデータ転送速度や安全性が確保できているといえます。決め手としては、IODATA WN-DX1167GR (2020)がメッシュWi-Fi対応や10Gbps(有線)対応といった高機能を持ち、IODATA WN-DX1167R (2018)では設定引越し機能があるということが挙げられます。使用目的に合わせてどちらかを選択すれば、使い勝手がよくなるでしょう。

以上の点から、IODATA WN-DX1167GR (2020)とIODATA WN-DX1167R (2018)はどちらも優れた製品であると評価できます。

icn
IODATA WN-DX1167R (2018) と比較して IODATA WN-DX1167GR (2020) を選ぶメリット
1Gbps(有線)対応
10Gbps(有線)対応
icn
IODATA WN-DX1167GR (2020) と比較して IODATA WN-DX1167R (2018) を選ぶメリット
ストリーム数
10点(2) vs 99.5点(11)
設定引越し機能

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を徹底比較する

設定支援機能について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比較

WPS対応について

「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」もボタン一つで無線LANを自動設定できる「WPS」に対応している無線LANルーターです。

ルーター機能について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比較

IPv6対応について

「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」もIPv6に対応している無線LANルーターです。そのため回線の混雑が起きにくくなる点で使い勝手が良いです。どちらもインターネット回線が安定し、通信速度を改善するのに適しています。

VPNパススルー機能について

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も「IODATA WN-DX1167R (2018)」もVPNパススルー機能を搭載している無線LANルーターです。そのためルータがVPNパケットをそのまま通過させることができる点で優れています。どちらもすでにVPNを構築した環境下で使用するのにオススメです。

無線通信機能について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比較

ビームフォーミング対応について

「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」もビームフォーミングに対応している無線LANルーターです。そのため特定の通信機器に向けて電波を飛ばすことができる点で優れています。どちらも障害物の裏に回っても電波が途切れにくくなるため、スマートフォンを持ったまま部屋を移動するようなときに使用するのにおすすめです。

MU-MIMO対応について

「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」もマルチユーザーMIMOを搭載しているため複数台繋いで同時にネット接続するとき速度が低下しにくい無線LANルーターです。そのためMIMOをさらに進化させ「ビームフォーミング」技術と組み合わせることで、対応端末を自動で検出し集中的に電波を送信できる点で使い勝手が良いです。どちらも端末ごとに異なる電波を送信することで速度低下を防いでいるので、複数の端末を同時に活用したいときに使用するのに向いています。

中継機能について

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も「IODATA WN-DX1167R (2018)」も中継機として使える無線LANルーターです。そのため親機から出ている電波を中継して、電波の利用範囲を広げることができる点で優れています。どちらも有線ネットワーク機器を無線化したいときや、無線接続を安定させたい場所などに使用するのに適しています。

ゲストポート機能について

「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も来訪者のWi-Fi通信など一時的にインターネット接続だけを許可するゲストポート機能を使える無線LANルーターです。そのため来訪者の端末を介してマルウェアなどの脅威がホームネットワークに入り込むことも防ぐことができる点で優れています。どちらもホームネットワークにつながる機器にアクセスされたくないようなときに使用するのに向いています。

有線通信について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比較

有線LANのポート数について

有線LANのポート数を「IODATA WN-DX1167R (2018)」と「IODATA WN-DX1167GR (2020)」で比較すると「IODATA WN-DX1167R (2018)」は4であるのに対して「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は4です。「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」もハブ数についての違いはほぼゼロです。有線LANのポート数の多さランキングで比較すると全1338製品のなかで「IODATA WN-DX1167R (2018)」は557位で「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は774位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

他の視点を見て比べる方がよさそうです。

有線LANのポート数評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
467/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
467/100

無線通信性能について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比較

5GHz帯対応について

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も「IODATA WN-DX1167R (2018)」も5GHz帯が使える無線LANルーターです。そのためほぼWi-Fi専用の電波のため、身の回りの様々な電化製品が出す電波と干渉しにくく、通信が途切れることが少ない点で秀でています。どちらも電子レンジなどの家電を使いつつ、動画の視聴やアプリなどをダウンロードしたいときに使用するのにオススメです。

5GHz帯におけるデータ転送速度について

5GHz帯におけるデータ転送速度について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比べると「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は867Mbpsであるのに対して「IODATA WN-DX1167R (2018)」は867Mbpsです。「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も同程度の転送速度です。5GHz帯におけるデータ転送速度の速さランキングで見てみると705製品中「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は544位で「IODATA WN-DX1167R (2018)」は504位です。ほとんど差は無いと言えます。

他の角度から比較する方が良いでしょう。

5GHz帯におけるデータ転送速度評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
867Mbps46/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
867Mbps46/100

2.4GHz帯におけるデータ転送速度について

2.4GHz帯におけるデータ転送速度を「IODATA WN-DX1167R (2018)」と「IODATA WN-DX1167GR (2020)」で比べると「IODATA WN-DX1167R (2018)」は300Mbpsであるのに対して「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は300Mbpsです。2.4GHz帯におけるデータ転送速度という視点で見てみると「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も「IODATA WN-DX1167R (2018)」も同じくらいと言えるでしょう。2.4GHz帯におけるデータ転送速度の速さランキングで比較すると全867製品のなかで「IODATA WN-DX1167R (2018)」は556位で「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は656位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

別の角度から見て選ぶことをおすすめします。

2.4GHz帯におけるデータ転送速度評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
300Mbps17/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
300Mbps17/100

搭載アンテナ数について

搭載されているアンテナの数を比べると「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は2であり「IODATA WN-DX1167R (2018)」は11です。9の違いがあります。「IODATA WN-DX1167R (2018)」は「IODATA WN-DX1167GR (2020)」よりアンテナの数がかなり多いです。ストリーム数ランキングで比べると全586製品中「IODATA WN-DX1167R (2018)」は58位であるのに対し「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は522位で、無線LANルーターの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「IODATA WN-DX1167R (2018)」は電波が安定しより理論値に近い通信速度を実現でき、また電波の届かない死角を減らすことができる点で「IODATA WN-DX1167GR (2020)」よりも秀でているでしょう。「IODATA WN-DX1167R (2018)」は複数の端末を同時接続する場合や、部屋数の多い家で使用するのにとてもオススメです。実際に使う場面において「IODATA WN-DX1167R (2018)」は「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と比較してかなり秀でていると言えます。「IODATA WN-DX1167R (2018)」に決めるための一つの主な理由になると思います。

搭載アンテナ数評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
210/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
1199/100

電波接続範囲について

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も「IODATA WN-DX1167R (2018)」もほとんど同じくらいの範囲です。電波接続範囲の広さランキングで比較すると全495製品のなかで「IODATA WN-DX1167R (2018)」は251位で「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は316位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

体感上の差はありません。別の視点で選択する方が良さそうです。

接続可能な端末の数について

接続可能な端末の数を比較すると「IODATA WN-DX1167R (2018)」は16なのに対して「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は16です。「IODATA WN-DX1167R (2018)」の接続可能端末数は「IODATA WN-DX1167GR (2020)」とほぼ同じでしょう。接続可能端末数の多さランキングで見てみると494製品中「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は331位で「IODATA WN-DX1167R (2018)」は321位です。ほとんど差は無いと言えます。

感覚的にわかるほどの差は無いです。他の角度から比べた方が良いでしょう。

接続可能な端末の数評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
1654/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
1654/100

WPA2対応について

「IODATA WN-DX1167R (2018)」も「IODATA WN-DX1167GR (2020)」もセキュリティ規格「WPA2」に対応している無線LANルーターです。そのため通信の傍受や不正アクセスを避けるために、通信を暗号化できる点で優れています。どちらも無線LAN経由で会社のサーバーにアクセスしたいようなときに使用するのに向いています。

基本情報について「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」を比較

本体サイズについて

サイズを「IODATA WN-DX1167R (2018)」と「IODATA WN-DX1167GR (2020)」で比べると「IODATA WN-DX1167R (2018)」は横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mmであるのに対して「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mmです。「IODATA WN-DX1167R (2018)」のサイズは「IODATA WN-DX1167GR (2020)」とほぼ同一です。サイズの小ささランキングで見てみると1347製品中「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は1128位で「IODATA WN-DX1167R (2018)」は1125位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。別の視点を見て比較した方がよいでしょう。

本体サイズ評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mm26/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mm26/100

本体重量について

重さについて比較すると「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は260gであり「IODATA WN-DX1167R (2018)」は250gです。「IODATA WN-DX1167GR (2020)」も「IODATA WN-DX1167R (2018)」もほぼ同じくらいの重さです。軽さランキングで見てみると1301製品中「IODATA WN-DX1167GR (2020)」は417位で「IODATA WN-DX1167R (2018)」は383位です。ほとんど差は無いと言えます。

他の視点で比べた方がよさそうです。

本体重量評価
IODATA WN-DX1167GR (2020)
260g54/100
IODATA WN-DX1167R (2018)
250g55/100

「IODATA WN-DX1167GR (2020)」と「IODATA WN-DX1167R (2018)」の違いを表で比較する

IODATA WN-DX1167GR (2020)IODATA WN-DX1167R (2018)
画像IODATA WN-DX1167GR (2020)IODATA WN-DX1167R (2018)
本体サイズ横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mm横:157mm、縦:150mm、厚さ:83mm
本体重量260g250g
WPS対応
設定引越し機能 -
無線LAN規格a/b/g/n/aca/b/g/n/ac
5GHz帯対応
5GHz帯におけるデータ転送速度867Mbps867Mbps
2.4GHz帯におけるデータ転送速度300Mbps300Mbps
搭載アンテナ数211
接続可能な端末の数1616
セキュリティ規格WPA/WPA2/WEPWPA/WPA2/WEP
WPA2対応
メッシュWi-Fi対応 -
ビームフォーミング対応
MU-MIMO対応
中継機能
バンドステアリング機能 -
ゲストポート機能
有線通信規格10Mbps/100Mbps/1Gbps10Mbps/100Mbps
1Gbps(有線)対応×
10Gbps(有線)対応×
有線LANのポート数44
IPv6対応
VPNパススルー機能

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