IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021) と エレコム WRC-1900GST2 (2018) を比較するとどっちが優れているか。よく見られる特徴別に徹底解説
作成日時: 2020-12-18 15:40:46、更新日時: 2021-10-24 14:39:35
「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」ならどっちを選ぶべきなのでしょうか? どちらの無線LANルーターが良いかを詳細検証。それぞれの評価の良いところもレビューしてみました。
IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021) | エレコム WRC-1900GST2 (2018) | |||
総合評価: | 45.6/100 (総合: 642位) | 59.8/100 (総合: 426位) | ||
本体サイズ | 55/100 | 54/100 | ||
本体重量 | 56/100 | 41/100 | ||
5GHz帯におけるデータ転送速度 | 46/100 | 66/100 | ||
2.4GHz帯におけるデータ転送速度 | 39/100 | 70/100 | ||
搭載アンテナ数 | 10/100 | 50/100 | ||
電波接続範囲 | 67/100 | 67/100 | ||
接続可能な端末の数 | 80/100 | 60/100 | ||
有線LANのポート数 | 10/100 | 67/100 | ||
「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を徹底比較する
基本情報について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較
本体サイズについて
サイズを「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」で比べると「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は横:130mm、縦:114mm、厚さ:54mmであるのに対して「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mmです。「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」のサイズは「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」とほぼ同一です。体感できるほどの差は無いです。別の視点を見て比較した方がよいでしょう。
本体サイズ | 評価 | |
---|---|---|
IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021) | 横:130mm、縦:114mm、厚さ:54mm | 55/100 |
エレコム WRC-1900GST2 (2018) | 横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mm | 54/100 |
関連リンク
本体重量について
重さを比較すると「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は370gであり「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は240gです。130gの違いがあります。「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」と比べて比較的軽いです。実際に使う場面を考えると「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」よりどちらかといえばよいです。選ぶなら「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」がいいでしょう。しかし決定的に優れていると言えるほどの違いはありません。
ルーター機能について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較
IPv6対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」もIPv6に対応している無線LANルーターです。そのため回線の混雑が起きにくくなる点で使い勝手が良いです。どちらもインターネット回線が安定し、通信速度を改善するのに適しています。
関連リンク
VPNパススルー機能について
「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」もVPNパススルー機能を搭載している無線LANルーターです。そのためルータがVPNパケットをそのまま通過させることができる点で優れています。どちらもすでにVPNを構築した環境下で使用するのにオススメです。
関連リンク
4K通信について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も4K通信に対応している無線LANルーターです。そのためインターネットを通じて4K映像を視聴できる点で優れています。どちらも解像度が高く、精細で美しい映像を楽しみたいときに使用するのに向いています。
無線通信機能について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較
ビームフォーミング対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」もビームフォーミングに対応している無線LANルーターです。そのため特定の通信機器に向けて電波を飛ばすことができる点で優れています。どちらも障害物の裏に回っても電波が途切れにくくなるため、スマートフォンを持ったまま部屋を移動するようなときに使用するのにおすすめです。
関連リンク
MU-MIMO対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」もマルチユーザーMIMOを搭載しているため複数台繋いで同時にネット接続するとき速度が低下しにくい無線LANルーターです。そのためMIMOをさらに進化させ「ビームフォーミング」技術と組み合わせることで、対応端末を自動で検出し集中的に電波を送信できる点で使い勝手が良いです。どちらも端末ごとに異なる電波を送信することで速度低下を防いでいるので、複数の端末を同時に活用したいときに使用するのに向いています。
関連リンク
バンドステアリング機能について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」もバンドステアリング機能を搭載している無線LANルーターです。そのため2.4Ghzと5.0Ghz、2つの周波帯から混雑のない快適なインターネット環境へ自動で切り替えができる点で優れています。どちらも複数のWifi端末を持っている人が使用するのに向いています。
関連リンク
ゲストポート機能について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も来訪者のWi-Fi通信など一時的にインターネット接続だけを許可するゲストポート機能を使える無線LANルーターです。そのため来訪者の端末を介してマルウェアなどの脅威がホームネットワークに入り込むことも防ぐことができる点で優れています。どちらもホームネットワークにつながる機器にアクセスされたくないようなときに使用するのに向いています。
有線通信について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較
1Gbps(有線)対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も1Gbpsの有線通信に対応している無線LANルーターです。
関連リンク
10Gbps(有線)対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も10Gbpsの有線通信に対応している無線LANルーターです。
関連リンク
有線LANのポート数について
有線LANのポート数について比べると「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は1であるのに対して「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は4です。3もの違いがあります。有線LANのポート数という角度から見ると「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と比べハブ数がとても多いです。実際の利用を考えると「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」と「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」の実用的な差ははるかに大きいです。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」にするための一つの重要な判断材料になります。
設定支援機能について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較
WPS対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」もボタン一つで無線LANを自動設定できる「WPS」に対応している無線LANルーターです。
無線通信性能について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較
5GHz帯対応について
「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も5GHz帯が使える無線LANルーターです。そのためほぼWi-Fi専用の電波のため、身の回りの様々な電化製品が出す電波と干渉しにくく、通信が途切れることが少ない点で秀でています。どちらも電子レンジなどの家電を使いつつ、動画の視聴やアプリなどをダウンロードしたいときに使用するのにオススメです。
関連リンク
5GHz帯におけるデータ転送速度について
5GHz帯におけるデータ転送速度を比較すると「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は1300Mbpsであるのに対して「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は867Mbpsです。433Mbpsの違いがあります。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」の転送速度は「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と比較してやや速いです。実際に利用することを考えると「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」と「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」には体感的にどちらかといえば大きい差があります。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」よりいいです。しかし決定的に優れているとまでは言えないでしょう。
5GHz帯におけるデータ転送速度 | 評価 | |
---|---|---|
IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021) | 867Mbps | 46/100 |
エレコム WRC-1900GST2 (2018) | 1300Mbps | 66/100 |
関連リンク
2.4GHz帯におけるデータ転送速度について
2.4GHz帯におけるデータ転送速度について「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」を比較すると「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は400Mbpsで「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は600Mbpsです。200Mbpsの差があります。2.4GHz帯におけるデータ転送速度という点においては「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」より「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」の方がやや速いです。実際に使うことを想定したとき「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と比較して比較的よいです。選ぶなら「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」が良いと思われます。しかしすごく優れているというわけではありません。
2.4GHz帯におけるデータ転送速度 | 評価 | |
---|---|---|
IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021) | 400Mbps | 39/100 |
エレコム WRC-1900GST2 (2018) | 600Mbps | 70/100 |
関連リンク
搭載アンテナ数について
搭載されているアンテナの数を比べると「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は2であり「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は3です。1の違いがあります。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」よりアンテナの数がかなり多いです。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は電波が安定しより理論値に近い通信速度を実現でき、また電波の届かない死角を減らすことができる点で「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」よりも秀でているでしょう。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は複数の端末を同時接続する場合や、部屋数の多い家で使用するのにとてもオススメです。実際に使う場面において「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と比較してかなり秀でていると言えます。「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」に決めるための一つの主な理由になると思います。
関連リンク
電波接続範囲について
「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」も「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」もほとんど同じくらいの範囲です。体感上の差はありません。別の視点で選択する方が良さそうです。
関連リンク
接続可能な端末の数について
接続可能な端末の数を比べると「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」は20であり「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は40です。20もの違いがあります。接続可能な端末の数という視点においては「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」の方が「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」よりも端末数が非常に多いです。「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」は複数の端末を同時にWifi接続できる点で「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」よりも優れています。Wifi対応端末やIoT家電を多く持っている人が使用するのに「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」はかなり向いています。実際の利用においては「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」より「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」の方がはるかに秀でています。「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」に決める上で重要な決め手の一つとなるでしょう。
関連リンク
WPA2対応について
「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」も「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」もセキュリティ規格「WPA2」に対応している無線LANルーターです。そのため通信の傍受や不正アクセスを避けるために、通信を暗号化できる点で優れています。どちらも無線LAN経由で会社のサーバーにアクセスしたいようなときに使用するのに向いています。
「IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)」と「エレコム WRC-1900GST2 (2018)」の違いを表で比較する
IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021) | エレコム WRC-1900GST2 (2018) | |
画像 | ||
本体サイズ | 横:130mm、縦:114mm、厚さ:54mm | 横:160mm、縦:141mm、厚さ:36.5mm |
本体重量 | 240g | 370g |
WPS対応 | ○ | ○ |
設定引越し機能 | - | ○ |
無線LAN規格 | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
5GHz帯対応 | ○ | ○ |
5GHz帯におけるデータ転送速度 | 867Mbps | 1300Mbps |
2.4GHz帯におけるデータ転送速度 | 400Mbps | 600Mbps |
搭載アンテナ数 | 2 | 3 |
接続可能な端末の数 | 40 | 20 |
セキュリティ規格 | WPA2 | WPA/WPA2/WEP |
WPA2対応 | ○ | ○ |
メッシュWi-Fi対応 | ○ | - |
ビームフォーミング対応 | ○ | ○ |
MU-MIMO対応 | ○ | ○ |
MIMO対応 | - | ○ |
中継機能 | - | ○ |
バンドステアリング機能 | ○ | ○ |
ゲストポート機能 | ○ | ○ |
有線通信規格 | 10Mbps/100Mbps/1Gbps | 10Mbps/100Mbps/1Gbps |
1Gbps(有線)対応 | ○ | ○ |
10Gbps(有線)対応 | ○ | ○ |
有線LANのポート数 | 1 | 4 |
IPv6対応 | ○ | ○ |
VPNパススルー機能 | ○ | ○ |
4K通信 | ○ | ○ |
ホームネットワークセキュリティ機能 | - | ○ |
類似の無線LANルーターを探す 他の無線LANルーターと比較する 価格をチェック | 類似の無線LANルーターを探す 他の無線LANルーターと比較する 価格をチェック |
価格をチェックする
選択中の製品 | 他の無線LANルーターと比較する |
---|
IODATA WN-DX1300GNEX2 (2021)
選択中の製品 | 他の無線LANルーターと比較する |
---|
エレコム WRC-1900GST2 (2018)
お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。