AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD と Synology RT2600ac (2017) を評価。選ぶならどっちにした方がいいのかについて評価

作成日時: 2021-02-18 14:01:44、更新日時: 2021-10-24 14:52:30

AirStation connect WRM-D2133HS/W1SDSynology RT2600ac (2017)
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SDSynology RT2600ac (2017)

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」ならどっちがよいのかを検証。どういった評価の違いがあるのでしょうか? どっちの無線LANルーターを選んだらいいか悩んでいる方、今すぐチェックしてください!

AirStation connect WRM-D2133HS/W1SDSynology RT2600ac (2017)
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SDSynology RT2600ac (2017)
総合評価:

51.5/100

(総合: 786位)

59.8/100

(総合: 707位)

本体サイズ
25/100
8/100
本体重量
17/100
19/100
5GHz帯におけるデータ転送速度
80/100
80/100
2.4GHz帯におけるデータ転送速度
39/100
93/100
搭載アンテナ数
99/100
90/100
有線LANのポート数
45/100
67/100
icn
Synology RT2600ac (2017) と比較して AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD を選ぶメリット
ストリーム数
99.5点(11) vs 90点(4)
AOSS対応
AOSS2対応
設定引越し機能
4K通信
icn
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD と比較して Synology RT2600ac (2017) を選ぶメリット
転送速度(2.4GHz)
39.6点(400Mbps) vs 93.1点(800Mbps)
ポート数(有線LAN)
45.2点(3) vs 67.1点(4)
WPA3対応
NAS機能
DLNA機能

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を徹底比較する

無線通信性能について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比較

5GHz帯対応について

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も「Synology RT2600ac (2017)」も5GHz帯が使える無線LANルーターです。そのためほぼWi-Fi専用の電波のため、身の回りの様々な電化製品が出す電波と干渉しにくく、通信が途切れることが少ない点で秀でています。どちらも電子レンジなどの家電を使いつつ、動画の視聴やアプリなどをダウンロードしたいときに使用するのにオススメです。

5GHz帯におけるデータ転送速度について

5GHz帯におけるデータ転送速度について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比べると「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は1733Mbpsであるのに対して「Synology RT2600ac (2017)」は1733Mbpsです。「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も同程度の転送速度です。5GHz帯におけるデータ転送速度の速さランキングで見てみると705製品中「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は334位で「Synology RT2600ac (2017)」は328位です。ほとんど差は無いと言えます。

他の角度から比較する方が良いでしょう。

5GHz帯におけるデータ転送速度評価
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD
1733Mbps80/100
Synology RT2600ac (2017)
1733Mbps80/100

2.4GHz帯におけるデータ転送速度について

2.4GHz帯におけるデータ転送速度を比べると「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は400Mbpsで「Synology RT2600ac (2017)」は800Mbpsです。400Mbpsもの差があります。「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」より「Synology RT2600ac (2017)」の方がかなり速度が速いです。2.4GHz帯におけるデータ転送速度の速さランキングで比べると全867製品中「Synology RT2600ac (2017)」は153位であるのに対し「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は471位で、無線LANルーターの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

実際に利用する上では「Synology RT2600ac (2017)」の方が「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」よりもかなり優れています。「Synology RT2600ac (2017)」に決めるための主な決め手の一つとなります。

2.4GHz帯におけるデータ転送速度評価
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD
400Mbps39/100
Synology RT2600ac (2017)
800Mbps93/100

搭載アンテナ数について

搭載されているアンテナの数を比較すると「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は11であり「Synology RT2600ac (2017)」は4です。「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」の方が「Synology RT2600ac (2017)」よりもストリーム数が多少多いです。ストリーム数ランキングで比べると全586製品中「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は73位であるのに対し「Synology RT2600ac (2017)」は404位で、無線LANルーターの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

電波が安定しより理論値に近い通信速度を実現でき、また電波の届かない死角を減らすことができる点で「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」の方が「Synology RT2600ac (2017)」よりもどちらかといえば良いかもしれません。しかしながら複数の端末を同時接続する場合や、部屋数の多い家で使用する場合でも実用上の差はほぼ無いでしょう。強いて言えば「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」の方が良いですが、大多数の人は体感的な差はほとんど感じないでしょう。

搭載アンテナ数評価
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD
1199/100
Synology RT2600ac (2017)
490/100

WPA2対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もセキュリティ規格「WPA2」に対応している無線LANルーターです。そのため通信の傍受や不正アクセスを避けるために、通信を暗号化できる点で優れています。どちらも無線LAN経由で会社のサーバーにアクセスしたいようなときに使用するのに向いています。

ルーター機能について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比較

IPv6対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もIPv6に対応している無線LANルーターです。そのため回線の混雑が起きにくくなる点で使い勝手が良いです。どちらもインターネット回線が安定し、通信速度を改善するのに適しています。

VPNサーバー機能について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もVPNサーバー機能を搭載している無線LANルーターです。そのためVPN環境を構築でき通信の内容をすべて暗号化してくれる点で優れています。どちらも自宅から社内のファイルサーバーに保存しているファイルを取り出したり、外出先から自宅のパソコンを遠隔操作したりするのにオススメです。

VPNパススルー機能について

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も「Synology RT2600ac (2017)」もVPNパススルー機能を搭載している無線LANルーターです。そのためルータがVPNパケットをそのまま通過させることができる点で優れています。どちらもすでにVPNを構築した環境下で使用するのにオススメです。

有線通信について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比較

1Gbps(有線)対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も1Gbpsの有線通信に対応している無線LANルーターです。

10Gbps(有線)対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も10Gbpsの有線通信に対応している無線LANルーターです。

有線LANのポート数について

有線LANのポート数について比べると「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は3であるのに対して「Synology RT2600ac (2017)」は4です。1もの違いがあります。有線LANのポート数という角度から見ると「Synology RT2600ac (2017)」は「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と比べハブ数がとても多いです。有線LANのポート数の多さランキングで比べると1338製品の中で「Synology RT2600ac (2017)」は724位で「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は1121位なので無線LANルーターの中では差はかなり大きいと言えます。

実際の利用を考えると「Synology RT2600ac (2017)」と「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」の実用的な差ははるかに大きいです。「Synology RT2600ac (2017)」にするための一つの重要な判断材料になります。

有線LANのポート数評価
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD
345/100
Synology RT2600ac (2017)
467/100

無線通信機能について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比較

メッシュWi-Fi対応について

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も「Synology RT2600ac (2017)」もメッシュWi-Fiに対応している無線LANルーターです。そのためルーター本体と電波が弱いエリアの間にサテライトルーターを置くだけで、インターネットを使える範囲を広げることができる点で使い勝手が良いです。どちらも一戸建てなどの広い家で、どこにいても快適な接続を実現したいようなときに使用するのに適しています。

ビームフォーミング対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もビームフォーミングに対応している無線LANルーターです。そのため特定の通信機器に向けて電波を飛ばすことができる点で優れています。どちらも障害物の裏に回っても電波が途切れにくくなるため、スマートフォンを持ったまま部屋を移動するようなときに使用するのにおすすめです。

MU-MIMO対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もマルチユーザーMIMOを搭載しているため複数台繋いで同時にネット接続するとき速度が低下しにくい無線LANルーターです。そのためMIMOをさらに進化させ「ビームフォーミング」技術と組み合わせることで、対応端末を自動で検出し集中的に電波を送信できる点で使い勝手が良いです。どちらも端末ごとに異なる電波を送信することで速度低下を防いでいるので、複数の端末を同時に活用したいときに使用するのに向いています。

MIMO対応について

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も「Synology RT2600ac (2017)」も複数のアンテナでデータの送受信を行なえるMIMOに対応している無線LANルーターです。そのため送信機と受信機の両方に複数のアンテナを搭載することで、通信品質を向上させデータ通信を高速化できる点で使い勝手が良いです。どちらも仕事の効率化をはかりたいようなときに使用するのに適しています。

バンドステアリング機能について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もバンドステアリング機能を搭載している無線LANルーターです。そのため2.4Ghzと5.0Ghz、2つの周波帯から混雑のない快適なインターネット環境へ自動で切り替えができる点で優れています。どちらも複数のWifi端末を持っている人が使用するのに向いています。

ゲストポート機能について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」も来訪者のWi-Fi通信など一時的にインターネット接続だけを許可するゲストポート機能を使える無線LANルーターです。そのため来訪者の端末を介してマルウェアなどの脅威がホームネットワークに入り込むことも防ぐことができる点で優れています。どちらもホームネットワークにつながる機器にアクセスされたくないようなときに使用するのに向いています。

基本情報について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比較

本体サイズについて

サイズについて「Synology RT2600ac (2017)」と「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」を比べると「Synology RT2600ac (2017)」は横:280mm、縦:169mm、厚さ:77mmであり「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は横:175mm、縦:125mm、厚さ:90mmです。「Synology RT2600ac (2017)」と比較して「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は比較的小さいです。サイズの小ささランキングで見てみると1347製品中「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は1134位で「Synology RT2600ac (2017)」は1261位です。ほとんど差は無いと言えます。

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は置き場所を選ばない点で「Synology RT2600ac (2017)」よりも良いです。配線周りをスッキリさせたり、一人暮らし用のアパートなど狭い部屋で使用するのに「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は多少適しています。実際に利用する上では「Synology RT2600ac (2017)」と「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」の体感的な差は多少大きいです。選ぶなら「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」がいいでしょう。一方で決定的といえるくらいの違いはありません。

本体サイズ評価
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD
横:175mm、縦:125mm、厚さ:90mm25/100
Synology RT2600ac (2017)
横:280mm、縦:169mm、厚さ:77mm8/100

本体重量について

重さを比較すると「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は745gであるのに対して「Synology RT2600ac (2017)」は700gです。重さという角度で見てみると「Synology RT2600ac (2017)」は「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」よりわずかに軽いです。軽さランキングで見てみると1301製品中「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」は1169位で「Synology RT2600ac (2017)」は1149位です。ほとんど差は無いと言えます。

どちらかといえば「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」より「Synology RT2600ac (2017)」ですが、普通に使っている分においては体感できるほどの差はほぼ無いでしょう。

本体重量評価
AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD
745g17/100
Synology RT2600ac (2017)
700g19/100

設定支援機能について「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」を比較

WPS対応について

「Synology RT2600ac (2017)」も「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」もボタン一つで無線LANを自動設定できる「WPS」に対応している無線LANルーターです。

「AirStation connect WRM-D2133HS/W1SD」と「Synology RT2600ac (2017)」の違いを表で比較する

AirStation connect WRM-D2133HS/W1SDSynology RT2600ac (2017)
画像AirStation connect WRM-D2133HS/W1SDSynology RT2600ac (2017)
本体サイズ横:175mm、縦:125mm、厚さ:90mm横:280mm、縦:169mm、厚さ:77mm
本体重量745g700g
WPS対応
AOSS対応 -
AOSS2対応 -
設定引越し機能 -
無線LAN規格a/b/g/n/aca/b/g/n/ac
5GHz帯対応
5GHz帯におけるデータ転送速度1733Mbps1733Mbps
2.4GHz帯におけるデータ転送速度400Mbps800Mbps
搭載アンテナ数114
接続可能な端末の数15 -
セキュリティ規格WPA/WPA2/WEPWPA/WPA2/WPA3/WEP
WPA2対応
WPA3対応 -
メッシュWi-Fi対応
ビームフォーミング対応
MU-MIMO対応
MIMO対応
中継機能 -
バンドステアリング機能
ゲストポート機能
有線通信規格10Mbps/100Mbps/1Gbps10Mbps/100Mbps/1Gbps
1Gbps(有線)対応
10Gbps(有線)対応
有線LANのポート数34
NAS機能 -
NASの接続端子 - USB
IPv6対応
VPNサーバー機能
VPNパススルー機能
4K通信 -
DLNA機能 -

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総合評価: 41.8/100

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